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Satoshi Hasegawa

男声合唱団メンバーのVoice Training

更新日:2020年11月8日

この度 私はある湘南の男声合唱団のVoice Trainingを引き受けました。

普段は声楽家、音楽学生、音楽教師、受験生を指導しているのですが、

今回は基礎的なところで音楽とは少々離れた位置にいる、シニア男声6名を

我がスタジオに迎えました。合唱をするといっても元々は個人の歌唱があってのものです。全員いっぺんにやるわけには行きません。丁寧に一人一人の個別レッスンで始め、他の人は聴講するという形でレッスンを進めました。リラックスから、顎を緩めること、軽やかで明るいメカニズムの開発、固まった部分のほぐしなどやって行きました。さすが皆さんはIT関係の頭脳明晰な方々だけに、ケアフリーで飲み込みも早く、最後にはのびのびと自由でよい声を出して行かれました。以下はリーダー格のTom氏からのメールです。


長谷川先生


昨日は私どものために発声練習で貴重なお時間をいただき

ありがとうございました。


レッスンを受けているときは気付かなかったことですが、

録音を聴いてみると多くの事がわかりました。


特に印象深かったのは、息を深く吸わないと歌えないという

錯覚や、歌を歌うときと話をする時の共通性があるという

あたりは、目からうろこでした。


また、自分の音域を越えてファルセットに変わっても、それを

意識しないで発声が出来れば、聴くほうには違和感がない

ことがわかりました。 びっくりするような体験でした。


先生のレッスン方法がとてもユニークなものに思えたの

ですが、無理なく自然体で声を出すというロジックにかなった

ものであることが少しずつわかって来た気がします。


私どもはこれまでこのようなレッスンを受けたことがなかった

ので、今回の体験をどのように活かしていけばよいかを

アドバイスいただけると嬉しいです。


長谷川先生


先日は貴重なお時間を割いていただき、私どもに発声のレッスンを

していただき大変ありがとうございました。


レッスン時に録音した音源を何度も繰り返し聴くたびに、多くの事に

気付いています。


中でも、自分は高い音は出ないと諦めていたのですが、声の出し方を

変えることにより出せる、つまり出せないのは錯覚であった事に気付き

ました。


また、みなさんの声がとても素直に、軽々とした発声に変わって行く

様子を目の当たりにして、信じられない思いでした。


それにしても長谷川先生のポジティブで丁寧な指導方法がとてもわかり

易く納得出来ました。                                 ~後略~




◉長谷川 敏 テノール  演奏予定 若林 浩指揮   混声合唱団コール・ドリーム演奏会 東京バッハ・カンタータ・アンサンブル モーツァルト「ミサ・ソレムニス」       6月1日 習志野文化ホール 長谷川 敏テノールリサイタル             ピアノ:日吉 武                                                           10月4日 鎌倉芸術館小ホール

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